6GB+12GBの混成GPUは“合計18GB”ではなく、役割分担で考える。

容量の違うGPU 2枚をどう活かすか:Ollama運用の役割分担メモ

2026年8月5日 • 著者: AI技術チーム • ハードウェア選定
容量の違うGPU 2枚をどう活かすか:Ollama運用の役割分担メモ
結論

GTX1660Ti 6GBとRTX3060 12GBの混成GPU環境で、どの処理をどちらに任せるべきか、運用上の注意点を整理します。

GPUを2枚挿すと、単純にVRAMが足し算されるように感じます。しかしローカルLLMでは、6GB+12GB=18GBを自由に使えるとは考えないほうが安全です。実際にはモデルの層配置、KVキャッシュ、同時ロード数によって詰まり方が変わります。

混成GPUで作る、役割分担型AIワークフロー

理屈を読む前に、まず「この構成で何ができるようになるか」をイメージするための図です。

6GB補助 12GB主担当 要点整理

結論:容量差のある2枚構成は、巨大モデル用ではなく「軽い処理」と「重い処理」を分ける運用に向いています。

混成GPUの考え方

構成向いている使い方注意点
6GB + 12GB12GB側をLLM主担当、6GB側を軽量モデルや表示補助へ回す大きな1モデルを安定して分散できるとは限らない
12GB + 12GB同型GPUで挙動を揃えやすい24GB単体とは違い、分割の制約が残る
24GB単体大きめモデルをシンプルに載せやすい発熱、消費電力、価格が重い

運用で見るべきポイント

  • 同時ロード数:複数モデルを開いたままにすると、VRAMが細かく埋まります。
  • num_ctx:長文脈は便利ですが、KVキャッシュでVRAMを消費します。
  • GPU指定:検証時はどのGPUに載ったかをログで確認します。
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