Makeを使ってみた:プロンプト一つでRSSからNotionへの記事台帳同期を組む

2026年8月25日 • 著者: AI技術チーム • ツール活用
Makeを使ってみた:プロンプト一つでRSSからNotionへの記事台帳同期を組む
結論

LocalLLMGuideのRSSフィードをMakeで監視し、自然言語プロンプト一つでNotionの記事台帳へ自動追加するシナリオを組んだ記録。認証だけは自分で許可する必要がある点まで。

RSSの記事をNotionの記事台帳へ同期する自動化のイメージ

LocalLLMGuideの記事をNotionにも貯めて、あとから「どの記事をいつ公開したか」「次に再利用できそうなテーマは何か」を検索できるようにしたかった。

そこで使ってみたのがMakeだ。Makeは、RSS、Notion、Gmail、Google Sheetsなど、別々のサービスを線でつないで定型作業を自動化するクラウドサービスである。コードを書く代わりに、画面上のモジュールをつないで「何をきっかけに、どこへ、どの情報を送るか」を決める。

今回作ったのは、次の小さな仕組みだ。

LocalLLMGuideのRSSに新記事が出る
  → Makeが15分ごとに検知する
  → Notionの「LocalLLMGuide 記事台帳」に記事情報を追加する

最初に用意したもの

Notionの台帳には、タイトル、URL、公開日、概要、同期日時、ステータスの列を作った。記事本文を丸ごと複製するのではなく、記事を探し直したり、次の投稿やnoteの素材を探したりするための索引として使う設計である。

入れたプロンプト

Makeには、自然言語でシナリオの骨組みを作るMaiaというアシスタントがある。今回入力した内容は、ほぼこれだけだった。

LocalLLMGuideの新着RSS記事をNotionの「LocalLLMGuide 記事台帳」へ
自動追加するシナリオを作ってください。

RSSフィードURL:https://local-llm-guide.com/feed.xml
15分ごとに確認し、初回は既存記事を追加せず、
これから公開される新規記事だけを対象にする。

Notionでは「データソースアイテムの作成」を使う。
タイトル、URL、公開日、概要をRSSから対応付け、
ステータスには「公開済み」を入れる。
有効化前に設定内容を表示して確認を求めてください。

すると、RSSを監視するトリガーと、Notionへ行を作るアクションをつないだ2ステップのシナリオ、15分間隔のスケジュール、項目の対応付けまで提示された。

ここで大事なのは、プロンプトだけで外部サービスの認証まで勝手に通るわけではないことだ。Notionへの接続時だけは、自分でNotionにログインし、「LocalLLMGuide 記事台帳」へのアクセスを許可する必要がある。これは安全のために当然の手順だろう。

できあがった設定

項目設定
実行間隔15分ごと
トリガーRSS「RSSフィードアイテムをウォッチする」
RSS URLhttps://local-llm-guide.com/feed.xml
追加先Notion「LocalLLMGuide 記事台帳」
タイトルRSSのタイトル
URLRSSのリンク
公開日RSSの公開日
概要RSSの説明
ステータス公開済み(固定値)

初回は「今から」開始にした。これで既存記事をもう一度入れず、新規公開分だけがNotionに追加される。

使ってみて分かったこと

Makeの画面を手で操作してゼロから作ろうとすると、データソースID、接続権限、入力方法など、最初は迷いやすい項目がある。Visual Studio Codeのようにファイルを開いて書く感覚とは違う。

一方で、やりたいことを具体的に書くと、Maiaがモジュール構成と設定を組み立て、確認すべき点も順番に出してくれる。今回のような「新着記事を別サービスへ記録する」程度なら、プロンプト一つから実運用できるところまで持っていけた。

Makeを使う意味は、AIに判断を任せることではない。記事の内容を評価する、公開可否を決める、といった判断はClaudeやCodex、あるいは人が担う。その前後にある「RSSを読む」「台帳へ記録する」のような、判断不要で毎回同じ作業を確実に運ぶ係としてMakeを置くと分かりやすい。

これで何が楽になるのか

新しい記事を公開したあと、URLをコピーしてNotionに貼り、タイトルや日付を転記する必要がなくなる。Notion側には公開済み記事の一覧が育つため、たとえば次のような用途にすぐ使える。

  • 過去記事からX投稿やnoteの素材を探す
  • カテゴリごとの公開本数を数える
  • 古い記事のリライト候補を探す
  • 記事URLを一覧で管理する

まずはこの小さな自動化で十分だ。新着記事を待ち、Notionに1件追加されたことをMakeの履歴で確認する。問題なく動いたら、次はNotionの台帳を起点にX投稿の下書きを作る、といった拡張もできる。

自動化は大きく始める必要がない。毎回同じ操作を一つ消せたら、それだけで価値がある。

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